第23話

らしくねぇ事をするもんじゃねぇな。



俺はそう思いつつ、後ろに手をついた。




パサッ…───



死角になっている後ろに手をついた所為か、俺の右手に何かが当たった。



ん?



そう疑問に思った俺は、それが何なのかを確認するために視線を下に落とした。



そこにあったのは……









彼女が持っていたバック。



チラリと彼女を横目で見る。



しかし彼女は何にも気づかないようで、スヤスヤと眠っている。



後ろめたい気持ちもあったのだが、好奇心の方が勝ってしまい、俺は彼女のバックを漁る事にした。





そういやぁ…今思えば、こいつは女のクセに変な格好をしている気がする。



初めて会った時も女っぽくない服装だったし、今日も何でか知らないが学ランを身に纏っていた。



この辺の区域の学校はほとんどが学ランなので、どこだと確信する事ができない。



ってか、ただのコスプレかもしんねぇし。

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