第23話

「っ……!……ああ。」



…………あっっ!



仁との約束を思い出して慌てて腕時計を見る。



やばいっ!過ぎてる!!



「お前名『あの!助けてくれ本当にありがとう!!……じゃあ、さようなら!!』」



私は投げたスクールバックを拾うと、一礼してその場から走り出した。

仁が心配して探しに来るかもしれないって思って、それだけしか考えてなかった。



だから、「おいっ!」という金髪の彼の叫び声に気付きもしていなかった──。





《姫乃side end》





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