第19話

七夕は蘭勝のその言葉を聞いて、携帯を取り出す。



誰にかけているのかは蘭勝からは見えないが、大体の予想はついていた。





「ああ、七夕です。」



蘭勝は七夕と相手の会話を横聞きしながら、考えていた。



―――…自分のこれからを。








「吉と出るか、凶と出るか。」



賭けをした蘭勝は、誰にも気づかれずにゆっくりと口元を緩めた。

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