第55話

だけどすぐにいつものような顔に戻るけど、少しだけ口端を上げた。





「……ああ。助け出そう、紗綾を。」



―――…そうか。



大稀がこんなに焦っていたのは、妹のためか。



だったら、俺も大稀と一緒になって強くならないといけない。



復讐できる力を持って。





俺はその日から、それを目標に生きて行くことにした。

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