第41話
“知らねえから挟んでんだっつーの”
と呆れたようにその男は大稀を見つめるけど、その手を緩めることはない。
大稀は仕方なくと思ったのか、事情を少しだけ説明する気になったらしい。
「コイツら、俺の大事なモンを『ゴミ』扱いしやがった。」
「あ?」
「だから、殺してやろうと思った。」
「……ガハハハ!!お前、やっぱ思った通りだ!!」
「何が可笑しい。」
キングが笑ったことに不機嫌になった大稀は、眉間に皺を寄せる。
「お前こそ、この『塵山』に相応しい男だ。」
「あ?」
「楽しみだなあ。……期待してるぜ、キラ。」
その笑みに俺は多少の恐怖を覚えたのを、今でも鮮明に思い出せる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます