第41話

“知らねえから挟んでんだっつーの”



と呆れたようにその男は大稀を見つめるけど、その手を緩めることはない。



大稀は仕方なくと思ったのか、事情を少しだけ説明する気になったらしい。





「コイツら、俺の大事なモンを『ゴミ』扱いしやがった。」



「あ?」



「だから、殺してやろうと思った。」



「……ガハハハ!!お前、やっぱ思った通りだ!!」



「何が可笑しい。」



キングが笑ったことに不機嫌になった大稀は、眉間に皺を寄せる。




「お前こそ、この『塵山』に相応しい男だ。」



「あ?」



「楽しみだなあ。……期待してるぜ、キラ。」



その笑みに俺は多少の恐怖を覚えたのを、今でも鮮明に思い出せる。

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