第38話

「……大稀?」



「大丈夫。景親、一緒に紗綾を助けような。」



「う、うん。」



「アイツらにも、復讐しよう。」



そう言った大稀の瞳からは、ふつふつと怒りが込み上がっていた。



……こんな大稀を見たのは、生まれてずっと一緒にいて初めてだった。

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