第22話

「……さっさと行け。テメエの顔なんて見たくねえ。」



「…………」



城は景親をひと睨みしてから、彼の言った通りにしてこの場を出て行った。





景親はようやく一人になれたこの場所でキリッと音を立てて歯を食いしばる。




次の瞬間―――。










隣に置いてあった椅子を蹴り飛ばし、目の前に置いてある酒の入ったガラスコップを床に打ち付ける。



………彼の瞳には、色が写っていない。








「『髑髏』……。大稀の、……」



その続きが言いたくないのかそれか―――…彼はそのまま何も言わずにもう一度椅子に座り直した。



イラつきが抑えられない景親は煙草を吸おうとポケットからソレを出すが……思いとどまる。

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