第6話

二人ってこんなにギスギスした感じだったかしら?



……どうしてこんなにも居心地が悪いと感じるの?



私は二人の間に入ろうと一歩踏み出した時、車の中にいた四谷さんがそこから出てきた。




「兄弟喧嘩はやめてくださいよー。アンタ達がやったら、洒落にならねえっすから。」



心底嫌な顔をしている彼を見て、彼等が喧嘩をしている所に遭遇したことがあるのかもしれないと想定した。



……じゃないと、あんな顔しないだろうしね。




「まだいたのか、協。」



「ちょっと。本郷サンの恩人に何ってこと言ってんですか。なあ、本郷サン。」



そう言って私の肩に手を回そうとした時、それを素早く砦は払う。



その行動に四谷さんはニヤニヤと笑うだけ。

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