第15話
先程の言葉も気にはなるけど、それよりも先にあの場所に行くことへの挑戦を投げられた。
……あんな目立つ場所に行けば、何だか帰って来れないような気がして躊躇する。
そんな葛藤をしていた時、再び四谷さんと“ダチュラさん”が視線を合わせていたことを知らない。
そして四谷さんが不敵な笑みを浮かべながら、口パクで『蘭サン』と呼んでいたことも。
「………。」
「顔、青いぞ?本郷サン。」
そう言われて、初めて手を握りしめていたことに気づいた。
……手汗、掻いてる。
そして震えているのを見て、やっぱり自分がこの状況に怯えているのだと初めて気づく。
しかし、ここで怖気づくわけにもいかない。
ランカさんに四谷さんの言うことを聞けって言われているのだから。
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