第5話

ランカさんに大丈夫だと言われたとしても、やはり誰が来たのかというのはこの目で確認しておきたい。



私はランカさんがドアを開けたのと共にジッとそちらを見ていると、そこにいたのは意外な人物で――――。










「宮様あああ!!ヨッツーが本郷先輩を探してるよ!!」



み、宮様?



よ、ヨッツー?



目の前にいる“女の子”は先日見た顔で、声のトーンも表情も何も変わっていない。



名前は確か―――…そう。









「中島、さん?」



中島由宇。



今年選ばれた生徒会のメンバーの一人だ。




「落ち着け、ユーコ。ちゃんと策は練ってる。」



「で、でもっ!!宮様とヨッツーの読み比べなんて…っ、勝ち目ないよー!!」



「テメエ…、俺のことなめてんのか?」

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