呼び名はご自由に

第83話

「…………。」



「…………。」





………只今、説教中。



もちろん、私がされている側だ。







「何で怒られてるかとか、分かってるか?お前。」



「……薄々分かっています。」



北山田先生の職員室のデスクの上に堂々と趣味の雑誌を置いているのを見て、これが聖職者のデスクなのかと問いただしくなる気持ちもあるが、あえてそれはしない。



というか、今は説教をされている途中だから。





「お前の所為で、俺が生徒会任命式を代わりにやる羽目になったじゃねえか。」



「――――…は?」



予想していない言葉が返ってきたので、そんな間抜けな声を出してしまった。



……まさか、そんなことのために呼び出したのか、この男は。

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