第45話

夜になり寝る時間になった。


白井は夜ご飯を食べてすぐに寝てしまった。


とても疲れていたのだろう。



明日は時間との闘いだ。


寝坊しないようにしなくちゃね。


ホテルの備え付き目覚ましをセットしてベッドにダイブ。


片手には携帯電話。


今日も電話をしながら就寝だ。


これじゃないと寝られない。


声って素晴らしい。


体の力がスッと抜けるの。


それと同時に疲れがどっときた。


あぁ…………………


やはり頑張りすぎたな。


本当に熱が出ちゃいそうだ。


明日は一人で行動しよう……………






















ピピッ!ピピッ!


ピピッ!ピピッ!


ピピッ!バシッ!


……………………。


ホテルの目覚ましってうるさい。


もっと優しく起こしてよ。


隣の人が起きるでしょう。


ギシッとベッドから出て白井を確認。


まだ寝ているみたいだ。


よかった。


服を着替えて出かける準備をする。


白井には悪いけど先に出るね。


いってきます。


部屋を出て周りを確認。


よし。


大丈夫だ。


あの男はいない。


ホテルから出て少し歩く。


行き先は何も考えていない。


だから気分で決めることにした。


まずは電車に乗って移動するか。


ホテルから離れたほうがいいし。


駅に行って切符を買う。


一駅分を購入して電車に乗り込んだ。


電車の中は満員に近い状態だった。


朝の忙しい時間だしな。


駅に着くと人に押されながら降りた。


人の流れに沿って改札口に向かう。


途中にお土産さんは発見したが、お土産は最終日に買えるからいいかな。


じゃぁ、何?


駅から出て商店街がある道に進む。


とことこ歩いているとゲームセンターを見つけた。


そういえば、ゲームセンターに行ったことないな。

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