🌏 - WORLD -(随時更新)

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-舞台-


● O市


 北海道の中部(道央地方)に位置する都市。

 古くから港湾都市として発展してきた。


● 合同会社ウォーヘッド


 ダンジョン関連企業で主に高難易度のダンジョン探索を行う。

 社長である天霧日照の両親は元冒険者であるため、様々なコネを持っている模様。


 正社員は6名の少数精鋭の会社。


● ダンジョン協同組合


 通称JD(ダン協)と呼ばれる。建前は公務委員であるが、それは災害時に限定されるため、普段の探索者の活動に対し、さまざまな支援を行う組織。


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-ダンジョン-


● ダンジョン


 世界各地に存在する異世界への入り口を差す。

 そのため、地下に空間が広がっているワケではない。


 不思議なことに、どのダンジョンも複数の層で区切られた空間によって構成されている。また、深層へ潜るほど広い。


 モンスターが自然発生するため、基本的に一般人の立ち入りは禁止されている。

 『異空震』と共に発生し、現在は『探索者』と呼ばれる異能力者が対応にあたっている。


 『万応素マナ』と呼ばれるエネルギーに満ちており、ダンジョン内においては『スキル』や『魔法』の使用が可能。


 また、探索者は万応素を取り込むことで生命活動を維持している。

 そのため、ダンジョン内の空気組成や酸素濃度などを気する必要はない。


 逆に空気組成が安定しないため、ダンジョン内でドローンを飛ばすのは難しい。


 一般的にダンジョンの階層の数から『浅深部』(20階層まで)、『中深部』(80階層まで)、『深深部』(81階層以上)の3つに分類されている。


 観光用に開放されているダンジョンもある。

 その場合は探索者でなくても、浅深部(20階層)までの立ち入りは可能。


 主にダンジョン配信は浅深部で行われている。

 中深部以降の情報が外部へ公開されることは滅多にない。


 異世界であるため、適合者である場合、ダンジョン内で死亡した際は地上の入り口へと戻される。そのため、ダンジョンで命を落とすことはない。


 だが、その逆もしかり。

 地上へ適合したモンスターは地上で退治しても、ダンジョン内で復活する。


●ダンジョン精霊


 ダンジョンを守護する存在。

 精霊との契約、または討伐によってダンジョン踏破となる。


 精霊の性格は様々だが、ダンジョンの構成から精霊の属性などを把握することができる。


● 月世界人(ルナリアン)


 人類が初めて接触した異世界人。月面で発見されたため、そう呼ばれる。

 種族的にはエルフであり、彼らのように人類に対して友好的な存在は珍しい。


● 探索者(シーカー)


 かつては『冒険者』と呼ばれていたが、現在は『探索者』で統一されている。

 日本では防衛省の管轄となる。


 よって、非常時には国の平和と安全を守るために戦わなくてはならない。

 階級はないが「A(最高)~F(最低)」でランク付けされている。


 ダンジョン適合者であり『スキル』や『魔法』などの異能力を使えることが条件となる。体質や性格によって左右されるのか、能力に個人差が大きい。


 通常の探索者ならパーティーを組んで、35階層辺りへ到達するのが普通である。


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-自然現象-


● 黒色矮星(こくしょくわいせい)


 英語では「black dwarf」。仮説上の天体の一種。

 白色矮星が冷えて電磁波による観測が不可能となった天体。


 ただ、白色矮星が冷えて黒色矮星になるために必要な時間は、宇宙年齢よりも長いと考えられている。


 そのため「現在の宇宙に黒色矮星は存在しない」というのが定説である。

 作中では『黒い月ブラックムーン』『リリスの再来』と呼ぶのが一般的。


● 異空震(いくうしん)


 地球上の物質には影響がなく、生き物だけが感知できる特殊な揺れ。

 欠片となった異世界が地球に衝突したことが原因だと考えられている。


 異空震が発生した後は、決まってダンジョンが出現する。


●万応素(マナ)


 ダンジョン内に存在する未知の元素。

 最近は地上にも漏れ出ている。


 生命活動の維持はもちろん、異能力である『スキル』や『魔法』を使用する際に消費する。


 特定の条件を満たした生物の意志に反応するのが特徴であり、万応素に適応できることが探索者としての条件となっている。


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