第13話

やめてやめて。殺るなら私をやって。

「お前らが傷つくにはこれがぴったしだろ?

全然おもろくない。もっと苦しめばーか。」

あいつはめちゃくちゃにされていたと思う。それが悔しかった。

何度も何度立ち上がるのを見て何でと聞いたのを覚えてる

そしたらそいつは…

「愛してるからに決まってんだろ!夕凪もっと自信を持て!

例え、たくさんの人に否定されても俺がいるから。

お前に何度も助けられたんだぜ?だから、お前も俺のこと頼れよバカ。」

うんごめんごめんね。でも、

「ありがとう。私も好きだよ。でも、あなたがやられるくらいたら

私がやられた方がましだよ。」

「おいおい。わかってんのか?お前ら、今がどんな状況かってことが

もういいよ。俺はそんなもんが見たいんじゃないし。だから、死んでくれる?」

バン

鈍い音と共にそいつは胸を撃たれていた。その光景だけは今でも忘れない。

あいつが殺られたのは私が弱かったから。

だから、喧嘩も覚えた。いじめは続いてたけど…

いじめられてた記憶が消えなくて何のために強くなったのか、

心までは変えられなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る