第36話
ルイとエッチをするってことだよね?
湯気が出そうなほど体が熱い私に、ルイは「だめ?」って聞いてくる。
いい。
いいに決まってる。
ルイに抱かれたい。
「あ、あたし⋯」
「ん?」
「もう、」
「もう、なに?」
「ぜんぶ、ルイくんの、だよ」
私はそう言って、ルイを見上げた。
ルイはやっぱり綺麗な顔して嬉しそうに笑っている。ああ、ほんとに、ルイが好き。大好きすぎる。
「どこで覚えたの? そんな台詞」
艶のある言い方で、クスクスと笑ったルイは、また、私の唇を覆い。
「俺の奈都は、可愛いなあ⋯」
甘い甘いルイは、エッチも、甘すぎた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます