纏【完】

しんのすけ

表紙




痛いのは魔法みたいに吹き消して、



足りない感情は全て君が満たしてくれた。





私はただ、その美しい煌めきを



自分の中だけに閉じ込めてしまいたかったんだ。






























「 あれから他の誰かとキスした? 」




私を揺さぶるのがいつも君なら、




「 お前のことが大っ嫌いだからだよ 」




私をえぐるのだっていつも君だ。

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