第94話
「嘘ばっかり!じゃあなんで最初何も言ってくれなかったの?私たち友達じゃなかったの?」
泣きながら言う流歌をに
「私にとって流歌は親友だよ。1番大事な友達よ。」
そう言っても流歌は首を振って聞いてくれることは無かった。
こんなに辛そうに泣くくらい流歌に何もしてあげれない自分を情けなく思った。
親友なのに。
「ねぇ、流歌……その婚約……なしには出来ないの?」
「無理に決まってるわよ……」
相手は流歌の家よりも大きな会社だった。
流歌の親の会社は大きな会社だけど、最近は業績が傾いて来ている。
そのため、大きな会社の息子と結婚をさせて資金援助をもらうつもりなのだろう。
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