第24話
放課後になりちらっと流歌を見ると
化粧直しをしていた。
でも、正樹さんとのデートの時みたいに上機嫌ではない様子を見ると、本気で相手を探すつもりはなさそうで安心した。
「ほら、沙妃にもメイクしてあげる。あんた童顔だから、メイクしないと小学生に間違われるよ。」
「いや…そこまで童顔じゃないでしょ。」
「いや、相当童顔だよ。ほら、顔貸して。メイクしてあげるから。」
まあ、流歌にメイクをしてもらうのは嫌いじゃないから椅子に座って目を閉じた。
完成して鏡を見ると
「え、ケバくない?」
目はつけまつげが付いていて重たいし、なんかいつもやってもらうメイクよりメイクが濃い気がする。
「合コンだからね。気合い入れた。」
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