うちの執事
第1話
「くぁあ・・・んんん」
日差しは今日もまぶしく、カーテンから入ってくる光に目を細める。
昨晩はドラマを見て眠るのが遅くなったことから眠り足りなく、まだ眠たい。
もうひと眠りしちゃおうかなあと思ったが、時計を見て目が覚めた。
「きゃああああ!!!!もうこんな時間!!!榊!!!さかきいいいいいいい!!!」
アイツの名前を叫ぶと、三回ノックをし部屋に入ってきた。
「何でしょうか、お嬢様。」
「なんで起こしてくれなかったのよおおお!!!もうこんな時間よ?学校間に合わないんだけど!榊のせいよ!」
慌てふためいている私を見ながら鼻で「フンッ」と笑うと
「もう十回以上起こしましたが、起きなかったので諦めました。面倒だったので。」
「諦めないでよ!!!」
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