あれから、土曜は料理をしているけど…………他の日はやっぱりさせて貰えない。

まぁ、実際私よりもももちゃんの方が料理上手いし…………手際もいいんだよなぁ。

私は気合を入れて料理に挑んでいるけど、いつも手を切りそうになったり火傷しそうになって危ない目にあっている。

やっぱり料理は向いていない、気がする…………まぁ、そんなこと言っていられないから料理はするけど。

完成した料理を並べてももちゃんを、待つ。ももちゃんは、時間通りに帰ってきて一緒にご飯食べる。

食べてくれるけど…………公園でフリスビーを取ってきた時の方がよっぽど嬉しそうで……

多分料理の完成度がまだまだなんだと思う。

もっと頑張らないとね！

「……あ…………そういえば洗濯物に、めめ子のじゃない体操服あったけど。あれなに？」

あ……この間亜子に、借りたヤツだ。

「体操服忘れちゃって、友達に借りたんだー。」

あれ？……でも部屋にもなかったし………………家の中どこにもなかったような。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい