第38話

いいのだろうか……




こんなんで………………



「ももちゃん、なんでも出来ちゃうから。お弁当も家事も全部やってくれる。」






「本当に妃芽は愛されてるよね……」


絶対にそんなんじゃないと思うけど…………





「妃芽ちゃん!……妃芽ちゃんって彼氏とかいるの?」





「え?いないけど……」クラスの女子、亜子あこちゃんがニコニコしながら聞いてきた。





「本当に!……じゃあ今週の金曜に開催される合コン参加してくれない?」





ご…………合コン!?!?





「合コン?…………でも……」あんまりそう言うのはなぁ……



「運命の人が現れるかもよ!相手は、××高校……超エリート!」




その高校は、確かに某大学に進む人が多数と言う実績をもつ高校だけど……






「ね!……人が急に足りなくなったの!……お願い!」




そこまで頼まれたら断れない。




「いいよ。……でもあんまり遅くなったらあダメだから、20時頃には帰るね。」





「うん!ありがとう!助かるよ〜」亜子ちゃんはルンルンと自分の席に帰って行った。

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