第6話

「マミー、パピー……今までありがとう。とろろ……もう少し懐いて欲しかったよ。南無阿弥陀仏…………」




目をつぶって、ブツブツと呟いていると、「おー、死ぬ時は一緒だな。」と、ももちゃんはニヤッと笑う。





勘弁してくれ……そんなことしたら……死んでからも、ももちゃんに命令をされ続け……遊ばれ続ける。





そんなのやだ!!!!






「ももちゃん……安全運転でお願いします。まだ死にたくない。」懇願すると、ももちゃんはニヤニヤ笑っていた。







……でも、思っていたよりももちゃんの運転は荒くなくて、拍子抜けしてしまう。





てゆうか、ももちゃん……どうしたんだろ…………





「……ももちゃん、どこ行くの?ドライブしたかったの?」





「あ?そんなわけねえだろ。…………仕方ねえから可愛いめめ子にが前に行きたがってた、海岸沿いのカフェのパフェ連れてってやるよ。」





え……神か?





あのパフェ、車じゃないと行けないとこだったから……





いや……この、男と仲良くしておくものだな……

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