お隣さんが大っ嫌い
第1話
「んー…………朝……あ……でも……今日は土曜だから……もう一眠り……」
カラッと晴れた土曜の朝。
これほど素晴らしことはない。うむ。本日も最高だよ。
休日の朝は二度寝に限る!ようし!寝ましょうね〜……寝返りを……
「すぅ……んぅうう……」
「ふおおおおお!…………な……何してんの!ももちゃん!」
当たり前のように私のベッドの上で眠っている男。
「んー…………めめ子眠いから……騒ぐなって。」
寝返りを打ちながら私から毛布を奪い取り、挙句の果てに頭から毛布を被ってしまう始末。
こ……こいつ。
「ももちゃん!何回言ったら分かるの!……私は〝めめ子〟じゃなくて〝妃芽〟!
「はいはい、何でもいいから……朝からめーめー騒ぐなよ。ヤギか。」
「もー!!!!ももちゃんのおバカ!」ムカつくから、鼻をつまんでやる!
毛布を引っペがし、鼻をぎゅっと摘む。
「んがっ…………」
あ……やっべ……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます