永遠の15歳

双子の黒猫

第14話

私は放心状態になり、学校内をさまよった。



ほんとに私は死んでしまったのだろうか。


今だって信じられない。


信じたくない。


今だって生きてる実感しかないのに。


だけど全ての人の反応が物語ってる。


私を無視する慶太くんや麗の反応。


私はほんとに死んだんだ。


死んじゃったんだ。


もう慶太くんや麗と笑顔で話すことができない。


触れ合うこともできない。


告白だってできない。



「告白…………」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る