「…違うよ。高校の友達と会ってただけ」

「へえ。高校の友達か。こんなこと友達相手にするのか？」

テーブルに大きな封筒を置く昂。

「中身を見てみろ」

封筒に触らない私に苛立ち昂が自ら封筒の中身を乱暴に出す。

「何だよ、これは。浮気、してるんだろう？」

昂は出張と偽り家を留守にしていたのは、興信所に依頼し私の浮気を疑っていたのだ。

証拠の写真についさっき田中くんの近くのコンビニで私の頭を撫でた写真や、服部くんとご飯食べていたときに私の手に触れていた写真。

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