第43話
「で、教育+αでふたりには営業に行ってきてほしい」
「皆川さん。けどわたし今抱えてる案件があるんですが…」
「大丈夫!手分けしてみんなでやるから!」
昨日私に任せた案件なのに??
気分屋だなあ………。
「営業ってなんです?」
「まず2人にこの企画を売り込んできてほしいんだよ」
皆川さんが渡してきたのは化粧品の広告。
かの有名な若手女優に広告塔になってほしいとのこと。
私は田中くんと仕事の相棒にならざるを得なかった。
「田中さん行きましょうか」
向こうが初対面で通したのでこっちもはじめましてで通す他無かった。
「わかりました」
私が先輩としてスタスタ歩き、階段を下りる。
も〜何喋ればいいの!?
田中くんが余計な設定作るから!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます