第80話
「これだけあれば十分だよ。」私はそう言った。
携帯は裕二さんが新しいものを用意してくれた。
前のものだと、番号などで足がつくかもしれないらしい。
マンションを出ると車に乗せられた。
車の中では何も話さなかった。
裕二さんは車を止めると「お別れを行っておいで。」と言われた。
リカのお墓だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます