「あ、私も手伝う」

イスをずらし、奈央のそばにより、大きめの破片を触る。それを奈央が集めている箇所に置いていく。

「あの、ごめんね....」

「なにが？」

「私があの....あの人にあんな事言わなきゃこんな事にはならなかったのに」

「別に、過ぎた事に謝られても困る」

「そうだけど....」

「....」

「....本当は、無理だったんだ」

「え？」

「あんたを住まわせるなんて」

「どういう意味？」

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