第32話
舌を入れられ、舌が重なり合う度に、どちらの吐息か分からないほど深くなれば、すごく体がドキドキしてくる。
こういう官能的なキスが好きらしい晃貴は、私を抱きしめ、体を支えてながらゆっくり倒していく。
ソファに押し倒された私は、晃貴の愛情がこもっているキスに、翻弄されていき。
晃貴の頭の後ろに腕を回そうとした時、晃貴の手が私の服の中に入っていって⋯。
―――!?
ま、まって!
ちょっと待って!
「な、何してるの⋯っ」
晃貴のキスから逃れた私は、服の中に手を入れている晃貴の手をおさえる。
「やる、嫉妬してる真希ちゃん可愛いから」
「ここ、倉庫!ダメだよ!」
晃貴の家でもないのに!
それにここは誰がいつ来るか分からないんだから!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます