第31話
「⋯妬いた」
素直に呟くと、晃貴にキスされ。
「こんな事、前の彼女ともした?」
一瞬で離れ、晃貴に向かってつぶやく。
キス魔な晃貴⋯。
キスが上手で、いつも私を熱くさせる⋯。
こんなキスを、前の子にもしてたの?
「真希?」
「なに?」
「俺のキスで気持ちよさそうにするの、真希ぐらいだよ」
晃貴の愛情のこもっているキスは、すごくドキドキしてくる⋯。
ずっとしたいって思っちゃうほど。
晃貴の発言に顔を赤くする私を見て、晃貴は意地悪そうに笑い、また唇を塞いできて。
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