第75話

帰りになりドラッグストアでファンデーションを買う。




顔に塗ると、ある程度は隠れて安心した。




しっかり見られない限り気が付かれないと思う。




ドラッグストアのトイレでメイクを済ませるとバーに向かった。




店の中に入ると店長がいた。




「おはようございます。」と言いながら入ると、店長も笑いながら返してくれた。




私が来てから1時間後に東雲君もきた。





仕込みが終わり、お店が開店すると、洗い物をしたり、掃除や片づけをする。




おつまみやお酒を作るのは店長がするため、私はほとんど、することはない。





私は9時半にバイトが終わる。




東雲君はもっと遅くまでやっているらしいが、「送る。」と言ってくれた。




「いいよ。バイト中でしょ。」というと、店長が「送るのも仁の仕事のうち。」といい、私は断り切れず送ってもらった。





バイトで仁君と被るとほとんどの日送ってもらっている。




まれに、忙しいとタクシー代を渡される日があるけど、完全予約制で人数制限もあるため、忙しい日はほとんどない。

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