第13話

「さあ、刑事さん逮捕を」


「待て、こら勝手に話を進めるな」


「証拠はあがってるんだ、往生せいや」


「うそーん?ってだからなんでお前が仕切るねん、勝手に話を進めるな!」


「チッ」


「こら、今舌打ちしたやろ」


「チッチキチー」


「うそつけ!そんなんでゴマかされへんぞ」


「あの~ちょっと・・・」


「刑事さんは黙ってて、これはワシらの問題や」


「それは後でやってもらっていいですか、とにかく今あなたに重要参考人として話をお聞きしたいんですがよろしいですか・・・」


「あらら、やっぱり覚えてましたか」


「覚悟決めましたか?」


「はい、でもわし何も知らんから答えられること無いですよ」


「はい、それでは逮捕します」


「すみませんでした、刑事さん

 って、おい!なんでやねん、

 わし何も知らんゆうてるやろ、

 なんで逮捕されんねん!」


「合理化のため質問などを省きました」


「こら、そんな大事なとこ省くな」


「エコです」


「なにがエコやねん、ネコみたいな顔して」


「うまない!

 しかもおもんない

 あなたほんまにプロですか?」


「素人が偉そうにゆうなぁ」


「素人?失礼な、こう見えて実は・・・」


「実は?」

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