第43話
湊に今日大駕の所へ行くの?と聞けば、当たり前のことを聞くな。と言われた。あたしに鼻で笑ってきたけど、そういえば実さんも来るんだから、よくよく考えると来るのは当然かと思った。
「お前顔濃くね?」
「いいでしょ別に」
「あれか、辰巳が来るから気合い入れてんのか」
食堂で買ったパンを湊と食べながら、湊は図星をついてくる。
「うるさいなあ、湊だって実さんと会う時髪型すっごい気にするくせに」
「はあ?べ、別に気にしてねぇよ!」
実さんのことを口にすると、真っ赤になる湊。実さんLOVEな湊は、ほんとうっとおしいぐらい実さんの事しか眼中になくて。
美人すぎる実さん·····
そして顔はまあまあイケてる馬鹿な湊。
どうして実さんは湊と付き合おうと思ったんだろう。
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