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第19話
――――
休みが終わり、月曜日になった。
いつものように学校に到着し、自分の席に座って1時間目の小テストの勉強をしていると、
「梨彩おはよ〜!」
いつも通りテンション高めのあいさつをくれる美優が登校してきた。
よく朝からそんな高いテンションでいられるなぁと少し感心していた。
「あ、そうだ!ねぇ梨彩聞いて!!」
そんなことを考えていると、美優がいつもよりキラキラした瞳で話しかけてきた。
「なに?どうしたの?」
「それがね!昨日の夜、○○町の繁華街行ったんだけど"神楽さん"がいたの!!」
ドキリ
いつもなら、はいはいと聞き流す内容のはずだったのに聞いたことのある名前が聞こえたので聞き流すことは出来なかった。
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