第7話
こういう事があるから、動きやすいサンダルにして良かったと思う。
2人きりで話し合う時は、立って話す事が多いから。
「遥ちゃん、男いないの?」
「うん、いないよ」
「別れたの最近?」
「うーん、もう半年はいないかな⋯」
「そう」
「裕太くんは?」
「俺?俺は最近別れて、今日無理矢理 潤に連れてこられた」
クスクスと笑う裕太くん。
潤⋯、確か、莉子の相手だとぼんやりと思い出し。
「そっか、いい子いた?」
分かっているくせに聞く私は、確信犯。
「いたよ」
私を見つめる裕太くん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます