第45話

「そんなことないよ、今日も、てゆうかいっつもめちゃめちゃ助かってるんよ・・・

やっちゃんは自覚してないみたいやけど・・・」


ほんまにありがとう・・・

やっちゃんがいなかったら・・・

やっちゃんがこっちの大学に進学してなかったら・・・


そう思うとゾッとした・・・


ピンチの時にはいっつも、やっちゃんが現れて助けてくれる・・・


もしかして・・・


私がピンチになるのを知ってて、いつも先回りしてくれてるのでは・・・


「せやねん」


「えー、やっぱりそうなーん」


えっ!てゆうかなんで心の声が聞こえたんや?

やっちゃんって何者やねん?

エスパーか?

エスパーヤシチ・・・


かっこわる・・・


なんや違和感が・・・


忍者の八七。


あっ!こっちの方がしっくりくる・・・

忍者の八七や!

ほんなら私は水戸黄門や・・・


「そんな驚かんでも・・・

ごめん、全然自覚無くて・・・

そんなに役に足ってる?」




「ん?


 あっ、


 そっちのせやねんか・・・」




妄想しちゃった・・・・・・・


あれ?暴走かな・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る