やっちゃんの部屋
第43話
今、あらためてやっちゃんが私にとって最も大切な人だと実感している・・・
小学校を出た私達はやっちゃんの住むアパートを目指した・・・
幸いにもやっちゃんの住むアパートは無事だった・・・
道路一本隔てただけで被害に差があるように思えた・・・
部屋の中も、物が少ないせいかそんなにメチャメチャになっていなかった・・・
まだ電気、ガス、水道は使えない状態だったが、少し安心した私は一気に疲労がでたのか、熱をだしそのままベッドに倒れこんでしまった・・・
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