第41話
「…煌は今どこにいるんだ」
「柊のアジトの隠し部屋だ。場所は俺も知ってる」
怜央は「…そうか」と呟くと、意図も簡単に手錠を外した。
ガシャン
ははっ、こいつの実力は計り知れないなぁ。流石リーダーのお気に入り。
「地図送ってくれ、そこに向かう」
「俺が言ってること信じるんだ」
「……」
こいつは人間不信に近いから、そんな人が言っただけの情報を信じるとは思えない。
「逆に、煌のことでお前が嘘をつくとも思えないが?」
「ふっ、そうかよ」
怜央のバイクのカギを俺の管理下だから、鍵を渡してバイクの倉庫を開ける。
「相手は柊だ。気を付けろよ、怜央」
「心配すんな、煌はすぐ連れ戻す」
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