第19話

「それにしてもあいつほんとに遅いな〜」


「あ!どうせならこれから2軒目行きませんか?藤原さんの同僚の方とも一緒に飲みたいです!」


「いいよ。もちろん。宇田川さんも大丈夫?」


「はい。私は構わないですよ」


「ならあいつに連絡入れとくよ」



藤原さんはポケットからスマホを取り出し、連絡を入れている様子。



「じゃあ移動しようか。僕の行きつけのBARがあるんだ。そこで良ければ」


「ぜひぜひ!いきましょ先輩」



藤原さんはスマートにお会計をしていた。



「藤原さんすいません。なんだか」


「いいのいいの。素敵な出会いが出来たんだから」

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