第17話
もしかして成美の恋が始まったりしてね。
「盗み聞きしちゃったようなものなんだけど振られちゃったの?」
「違いますよ〜藤原さんたら!」
さりげなく成美は藤原さんの肩にボディータッチ。
わっさりげない。
なんか勉強になるかも。
「私が振られる前に振ったんです!!」
「それはどうして?」
藤原さんは素朴な疑問に首を傾げる。
成美は昨日のことが蘇ったのかあからさまに不機嫌な顔をしてグラスに入っていたチューハイを一気飲みをしてテーブルにグラスを叩きつけた。
「すいませーん!おかわり!」
「成美、ゆっくり飲みなって」
「元カレ、約束の日にドタキャンした上に浮気相手と密会してたんですよ!!藤原さんはどう思います!?」
藤原さんにダル絡み。
成美ったらだいぶ酔ってるな。
藤原さんと目が合い目線ですいませんという合図をした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます