第37話

ボタンを押した。






















……確かにっ!!


確かにアホッポイ曲がっ、アホッポイ曲が流れてきた。



リズミカルでちょっとどこか抜けた曲が。




こっこれが、あたしっぽいだと!?



イオリめっっ




そして曲も終わり、デデーーーーーーンッ!!と




ファイル・クエスト10.5とタイトルが出た。



変わってなかった!!



マジだった!!



マジで10.5だった!!



どうなってんの!?



いや、それよりあたしが買った10はどこへいった!?



ん?でも登場人物は一緒だ……。



本当一体どういうこと?




10をやりたいなら、もう一度買えと!?















買えるかっ!!



高いんだぞ!?




「マツリが消えてたのはせいぜい一時間くらいのもんだ」



「うぉっ!?って、え!?一時間!?」




あたし的に"あの世界"では、5.6時間は過ぎていたよ?




それが一時間!?




「で、あたしは何もしてない。勝手にゲームは進んでた」



「へぁ!?そんなこと有り得る!?」



「現に今、ナウであったじゃないか」




イオリよ……受け入れるのが早すぎやしないか??




「そんで、あんたが誰にもキャッチされず……ぶふっ!!」



「笑うな!!」




ギャッハッハッと笑うイオリ。



鬼だ、コイツ。



天使の皮を被った鬼だ。




「地面に激突した瞬間"セーブしますか??"って画面になったんだよ」



「……え?何その都合の良い展開」



「いや、あたしもそう思ったけどね、とりあえずあんたが死んだら大変だと……」



「とりあえず!?」



「セーブしたら」



「無視っ!?」



「あんたが戻ってきた、と」



「更なる無視っ!!……ん!?」













セーブしたら??












ーーーーーーーー




いつも読んで頂きましてありがとうございます!


ホームページにてアンケートをしております。



一番下のアンケートです!



良ければ答えて頂けると嬉しいです☺️



よろしくお願いいたします🙇

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る