第67話
アイツが傍にいなくても、アイツが好きだと言ってくれた俺でいよう。
そう決心したら、やっと前に進めそうな気がした。
虎の入れ墨を入れたのはその一週間後。
無茶をしない戒めのため。
―なにより、
俺はイズミだけの虎だから…
この絵を見るたびに
イズミへの愛を永遠に誓いながら……
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