第37話
幸せな時間は早く過ぎてゆく。
気づけば付き合いだして4ヵ月程たっていた。
「ねぇ、祐樹は夏と冬どっちが好き?」
寒くなり始め落ち葉が散る道を、手を繋いでマンションへ向かう。
イズミに視線を向けると、嬉しそうに散ってゆく落ち葉を見ていた。
「どっちかっていったら夏だな」
たいして考えずに答える。日が暮れ始めた外は寒くなってきていて、とっととマンションに帰りたかった。
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