第7話

「俺達、2人だけです。最近、アイツ忙しいらしくて…」



啓太君が肩を竦めながら言った。



「そうなの?寂しいわね」



イズミちゃんとマサ君がいなくなっただけで、だいぶ寂しくなってしまった気がした。



「ところで、今日はどうしたの?」



久々の訪問に私は首を傾げた。



「別にどうもしないですよ。ただ、イズミちゃんがいなくて、結衣さんが寂しがってるんじゃないかと思って」



瞬君が苦笑しながら言った。



なるほどね。

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