第21話
「わかってる」
その声と共に体がふわりと浮かび上がったのがわかった。
祐樹の首にしがみつくと、抱き上げられた状態で寝室まで移動した。
大きな黒いベッドにソッと降ろされると獲物を狙うような目をした祐樹が覆い被さってきた…
「大丈夫か…?」
呼吸を落ち着けながら閉じていた目をうっすらと開く。
目だけ動かすと、優しく目を細めてあたしを見つめる祐樹と目が合った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます