第49話
取り敢えず、遅れてきた2人もお酒を注文して、あたしは今日二度目の乾杯をした。
「まずは紹介ね。この子はあたしの友達でツバサ。うちの短大で一番の美人さん」
恥ずかしくなるような紹介を晴香が口にしたあと、続いて弘弥さんが続けた。
「コイツは壱星。男前かはわからんが、俺達の仲間内で一番女にモテるムカつく奴だ」
ふざけたような紹介に口元を緩ませながらも、壱星がモテるのは凄くわかった。
なんて言うんだろう……、壱星からは、女を引き寄せる蜜のような何かが垂れ流しになっているような印象を受けた。
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