第24話
「だよね。あたしも東京に出てくるとは思わなかった…。急でごめんね?その格好じゃ、出勤前だったんでしょ?」
まだ明るいカフェとは不釣り合いなトモの格好を見ながら言った。
その言葉にトモは手を振り口を開いた。
「気にしないで、私もイズミに会いたかったし…、それより地元大好きなイズミが東京に出てきたわけが知りたいかも」
笑いながらこちらを見つめるトモに、苦笑いを返す。
「特に、何にもない…」
「そんなこと言っても信じないよ。ナオもアヤも心配してる。洋人くんだっけ?イズミの彼氏。なんかあったんでしょ?」
そこまで言うと、煙草を出し火を付けた。
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