Ⅾeep murderous

第Ⅱ章 第7話

三雲さんと煌坂さんの自己紹介が終わると、真壁さんと真姫が警視庁捜査一課のオフィスに入って来た。


「おはようございます、課長。それとこちら先程頼まれていた書類です」

真壁さんは、入って来てそうそうに佐々木課長にある資料を渡した。


「助かった、真壁。丁度良い、逢坂と霧島に事件概要を説明してやれ」

佐々木課長はそう言った。


「はい、分かりました。・・・恭哉に優姫ちゃん、事件の説明をするから」

真壁さんはそう言った。


「おはよう、真壁。事件か?」

恭哉は真壁さんにそう聞いた。


「うん。丁度、恭哉と優姫ちゃんがここに来る数時間前にね。真城先輩、さっきの資料を恭哉と優姫ちゃんに渡してあげて」

真壁さんは真姫にそう言った。


「了解。これが今回の資料よ」

真姫は私と恭哉に渡した。


「事件発生したのがつい数時間前。被害者は佐藤和馬と佐藤和葉夫妻だ。・・・だけど、今回はちょっと複雑な事情のある事件なんだよね・・・」

歯切れの悪い問答をした真壁さん。


「如何いう事だ?」

そう聞いたのは恭哉だった。

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