第24話
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季節は流れて初夏。あたしはラストJKってやつになってしまった。
…クリスマスからほんの少しだけ修一との目に見えない距離が縮まった。
というか、一緒にいる時間が増えた。
お正月には初詣に初日の出も2人で行ったし、それでなくてもちょくちょく2人で出かけるようになった。
ただ、寂しさを埋めるために一番身近なあたしが選ばれただけなのかもしれないけど…
それでも当たり前に嬉しい。
ちなみに…変化したのはあたしと修一だけではない。
少し前になるんだけど、距離が縮まったあたしたちとは裏腹に、
年が明けてから春樹と佳代の関係は白紙になっていた。
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