今日一番反省している顔で謝る修一。

じゃあ今あたしが貰ったこれは…？

「…で、今あげたのは前麻美が俺のブレスレット見てこういうの欲しいとか言ってただろ？」

「うん」

確かに前言ったかも。すごくオシャレであたし好みのブレスレットだった。

「それを代わりにと思って、麻美に合うようにサイズ合わせてたらあんなに遅れたんだ。本当、今日は悪かった…」

なんだ、そんな理由だったの？

だから連絡しなかったのね、遅れると連絡すればあたしは必ず理由を吐かすから。

「いいよ、本当に気にしてないから。」

「まじで？」

「うん」

そう頷けば修一は安堵の表情を浮かべ、それ、開けてみて、と言った。

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